フリーランスの面白さは、仕事のプロセスを学べるところにあるでしょう。企業に勤めている頃は、用意された仕事をこなすだけで給料を受け取ることができます。どのような過程があってその仕事が用意されているかという部分については、考える必要がありません。そのため、エンジニアの仕事についても、深く考えるようなことは少ないでしょう。しかし、フリーランスの場合は全ての業務を自分でこなさなければなりません。取引先を見つけるところから、案件を獲得するまでの交渉、報酬の受け取りといった仕事のプロセスを経験することで、仕事に対するモチベーションがアップします。
仕事量の調整が行えるのも、この働き方における面白いポイントです。例えば、先月の給料が高かった分、今月は仕事量を少なくしようといった計算ができるようになっています。企業に勤めている場合は、決められた仕事が終わらなければ残業を強いられるケースも少なくありません。しかし、フリーランスは残業を行うかどうかを自分で判断できます。その日の進み具合が悪く、作業効率も落ちていると感じた場合には、残業を行わずに仕事を翌日に回すことが可能です。
また、別の業界で仕事を探すことができるのもフリーランスの面白さです。エンジニアの仕事だけでは収入が足りないと感じている場合には、副業を行うことができます。別の業界で副業を行うことによって、エンジニアにとって重要な新しいアイデアを生み出せる可能性も出てくるでしょう。